日本チロル友好協会では、チロルの良さを日本に紹介し友好関係を築くために活動しています。

○ウデルンス〈G.C.Zillertal Uderns〉

ツィラー・タールの入り口の村にあるゴルフ場。ツィラー・タールという著名な観光地にあるたった一カ所のゴルフ場なので、渓谷中からゴルファーがやって来る。付設のホテルの宿泊客は無条件でプレーできるが、飛び入りの場合は、本人が所属する「ゴルフ・クラブの在籍証明書」か「公式ハンディキャップ証明書」が必要となる。ツィラー・タール内のホテルに宿泊している（する）証明があれば、２０％引き。コースは結構、起伏があるので、カートがお勧め。フエアウェイは広々としている。

○ミーミンガー・プラトゥー〈G.P.Mieminger Plateau〉

初心者用の９ホールを別に備えた誰もが楽しめるゴルフ場。初心者向けの最高のゴルフ場との評価を得ている。フェアウェイの整備は上々で、立ちはだかるミーミング連山に向かって豪快に打つ醍醐味が味わえる。が、途中で野鹿がフェアウェイに出て来て、プレーを中断する憂き目に遭うこともある。

○アッヘンゼー〈G.L.Achensee〉

アッヘン・ゼーの西にあるゴルフ場。アップダウンはあまりなく、全体的に平坦だが、その分、フェアウェイは狭く、的確なショットが打てなければ、スコアをまとめるのは難しい。最終１８ホールのミドルは、距離的にワン・オンが可能。挑戦意欲を掻き立てられる。

○ゼーフェルト・ライト〈G.C.Seefeld Reith〉

ゼーフェルト駅の東側にあるゴルフ場。メンバーでなくても「日本国内のハンディキャップ証明書」を提出すればプレーできる。コース全体は平坦で、スコアはまとまる。特記すべきは、ロー・ハンディのプレーヤーは、スタート・ホールの第一打を「クラブハウスの屋上から打てる」というサービスがある。

○ゼーフェルト・ヴィルトモース〈G.C.Seefeld-Wildmoos〉

○キッツビュール・シュヴァルツゼー〈G.C.Kitzbuehel Schwarzsee〉

○ヴィルダー・カイザー〈G.C.Wilder Kaiser〉

○アイヒェンハイム〈G.Eichenheim〉

○ヴェステンドルフ〈Golfanlage Kitzbueheler Alpen Westendolf〉

○カイザーヴィンクル・ゴルフ・ケッセン〈Kaiserwinkl Golf Koessen〉

○インスブルック・イグルス〈G.C.Innsbruck-Igls-Rinn〉

○ドロミテンゴルフ〈G.C.Dolomitengolf Osttirol〉

○パッサイアー・メラーン〈G.C.Passeier.Meran〉

メラーン近郊では唯一の本格的なゴルフ場は、幹線道路からプファンドラー・アルムに向かう道に入って、そのまま直進すれば行き当たる。各ホールは、山の中腹の斜面に展開されているものだから、フェアウェイは、平坦のように見えて傾斜がある。インは、池が絡むホールが多く、池が苦手な人は、玉を余分に持って行くことをお勧めする。

○カレッツァ・カーラー・ゼー〈G.C.Carezza Karersee〉

ローゼン・ガルテン山塊の麓にあるゴルフ場。開業は結構、古く、１９０５年であり、その当時から「ヨーロッパの貴族たちがやって来てプレーをした」という名門コースである。営業は、５月から１１月の降雪があるまで。各ホールとも登り下りの傾斜がきつく、難コースである。しかも、時には、コース内に牛のご一行様が侵入してくるから、プレーの中断を余儀なくさせられる。

○エッパン〈G.C.Eppan〉

○アルタ・バデイア〈G.C.Alta Badia〉

○ラナ〈G.C.Lana,Gutahof Brandis〉

○プスタータール〈G.C.Pustertal〉

○ザンクト・フィギル・ザイス〈G.C.St. Vigil Seis〉

○コルティナ・ゴルフ・クラブ

ミラモンティ・マジェスティック・グランド・ホテルの庭にあるゴルフ場。ゴルフ案内には掲載されていないので要確認。コースは、ホテルの建物を回るような設計になっており、まともなホールは一番のショート、パー３だけ。後は、狭い林の中とか、狭隘な林の向こうの池越えとか、嫌になるくらいの難コースが続いている。

＜付記＞厳密に言えば、南チロル域内のゴルフ場ではないが、ブレンタ・ドロミテ内にあるゴルフ場を付記しておく。

○ドロミティ・ゴルフ・クラブ〈Dolomiti Dolf Club〉

本格的なチャンピオンシップ・コースであり、アルプス全域で最も美しく、かつ最も難しいゴルフ場の一つと評価されている。上ノン・タールの高原地帯に広がった絵になる風景の只中にあり、プレンタ・ドロミティの山々に囲まれている。開業は古く、１９８０年の終わりで、２００４年にリニューアルされている。コースの回りには、牧歌的な村々が点在していて、のどかな雰囲気に浸りながらのプレーができる。営業は、３月終わりから１１月までで、月曜日は休業である。