日本チロル友好協会では、チロルの良さを日本に紹介し友好関係を築くために活動しています。

チロルの動植物

マーモット〈Murmeltier〉

マーモットは、リス科最大で鋭い歯を持ち、クローバを好んで食べる草食動物である。元来、臆病な動物で、「いたっ!」と思ってカメラを向けたときには、もう姿をくらましている。写真に撮れる方法は、巣穴に入ったら、そこに焦点を合わせて、じっと待つこと。マーモットは、臆病だが好奇心も旺盛で、暫くすると「何ごとか」と顔を出す。その一瞬が、シャッター・チャンスである。チロルでマーモットの生息地として有名なのは、カウナー・タール氷河道路。詳しくは、ランディックから南東に延びるカウナー・タールを進み、ゲパッチ堰止め湖を過ぎて、氷河道路に入り、ヴァイスゼー・シュッピッツを目指す登りのヘアピンカーブの第七番から第四番辺りである。東チロルでは、カルス村の奥地のカルス・グロースドルフからブラウ・シュピッツェへと登るハイキング・コースの草原地帯で良く見かけられる。

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